代表取締役 CEO 横山 和輝さん
佐渡ビジネスコンテスト2022
受賞されたビジネスプランをご紹介ください。
理系人材を中心としたスカウト採用、オンラインビジコンの運営
1Day(短期間)のビジネスコンテストを開催する”1Dayオンコン”、スカウト型採用 “Prossellスカウト”(※コンテスト時はプロッセルオファー)の2事業を展開します。
独自のオンラインビシネスコンテストの運営ノウハウと解析ツールを活用し、ビジコンを通じた新たな採用サービスを提供します。
1Dayオンコンとは、企業が学生に向けてこれまで発信することの出来なかった特徴や商品、サービスなどをテーマとした課題解決型のオンラインのグループディスカッション型インターンシップです。自社のオンコンに参加した学生はこれまでの企業説明会のイベントのように母集団形成や採用選考につなぐことができます。当社のプラットフォーム“Prossell”上で開催することで学生は様々な企業の1Dayオンコンに参加することができ、学生データベースを構築します。
Prossellスカウトは、企業がProssell内の学生データベースから学生を探し、直接メッセージを送ることができるスカウト型採用サービスです。企業様の中にはこのような悩みを抱えられている方も多いのではないでしょうか。
既存のスカウト型サービスと大きく異なる点として、1Dayオンコンでの活動評価を活用することによって客観的な情報とオンコンを通して生まれた学生の頑張ったプロセスを元に選考できる点が挙げられます。
1DayオンコンとProssellスカウトを主軸とした企業と学生のプラットフォームProssellを形成することで、学生は知らないうちに就活でき、企業は学生の頑張ったプロセスを評価できる、新しくより良い採用サービスを提供します。
佐渡ビジネスコンテストへ応募したきっかけを教えてください。
NEXT佐渡とのメンタリングや同世代の起業家がビジネスコンテストをきっかけに活躍されている姿を見ていたことがきっかけです。また、当社は今後さまざまな企業様と提携してオンコンの開催を目指しているので佐渡ビジネスコンテストに応募することによって当社のサービスを多くの人に知っていただき、県内外のさまざまな企業様と繋がりを持ちたいと思い参加しました。
コンテスト本選審査へ進まれる中で課題などはありましたか?
本コンテストに参加する上で、NEXT佐渡で1on1などをしていただき、売上計画などの面で解像度の低い部分が浮かび上がりました。本コンテストに応募し、サポートをいただいたことで気づけた課題だと思います。また、その後も1on1などプランをブラッシュアップしていく機会をたくさんいただくことができたのが入賞できた大きな要因だったと思います。
コンテスト後のNEXT佐渡のフォローアップなど、その印象や感想を教えてください。
佐渡には縁もゆかりもない自分でしたが、オフィスの紹介などさまざまなフォローアップをいただきました。このように人と人との繋がりがあるところに佐渡が「起業の島」と呼ばれる所以があり、佐渡で起業する人が増えているのだろうなと感じています。
なぜ佐渡で事業を展開されようと考えたのでしょうか?
当社のオンコンは、完全オンラインで行うため遠方の学生に対しても企業は自社の魅力を発信することができます。これによって佐渡が抱える人口流出問題の解決の一助になれると考えたからです。
佐渡で事業展開することのメリットや魅力とは何がありましたか?
起業支援に力を入れ、多くの起業家が集っている「起業の島」佐渡だからこそ繋がれる人の多さだと感じています。佐渡だからこそ多くの起業家のみなさんと知り合うことができました。
さまざまな分野の方と意見を交換したり、アドバイスをいただいたりしています。
また、オフィス環境から離れてリゾート地などで仕事ができるため、心身的にリフレッシュできる効果も期待できます。
最後に、これから佐渡ビジネスコンテストに応募される方、
または応募を検討されている方へのメッセージをお願いします!
今回の佐渡ビジネスコンテストに参加して、1on1など手厚いサポートをいただき、ビジネスプランのブラッシュアップが大幅に進みました。
NEXT佐渡からご紹介いただいた物件にオフィスを構えたのですが、古民家をリフォームしたおしゃれなオフィスで働くことができるのがすごく楽しみです。他の支援を受けている企業のみなさまと同居しており、アイデアの交換など楽しみにしております。